お店開業日記 14 何を売りにしていくか①

カフェをすることを決めてから

どんなカフェにするか

世の中には

たくさんのカフェがあるけど

自分の「お店の売り」は何にしようか??

 

 

私が25歳ごろの頃

ラテアートがとてもブームになりました

以前の記事にも書きましたが

パッと見とても怖そうなお兄さんたち

ストリートファッションに身を包みながら

華麗なピッチャー捌きで

繊細なラテアートを描いていきます

失敗の許されない

ライブ感のあるパフォーマンス

 

「自分もお店でコレをしたい!!」

 

単純な理由ですが

悪そうなお兄さんがラテを作る姿にグッと惹かれ

ラテアートがあるカフェにしようと決めました

なのでエスプレッソドリンクがメインのカフェになります

 

 

すぐに

エスプレッソマシンとグラインダーを買います

開業資金も貯めたかったので

(当初は27、8歳ごろにお店を開くつもりでした)

なかなかの出費にはなりますが

必要な経験にはお金を惜しみません

 

 

いざ始めてみると

全然上手になりません

まず原理もわからない、、、

 

とにかくまずはYoutubeで見て勉強します

ミルクの立ち方

エスプレッソの具合

注ぎ方

 

何度も何度も見直します

How to 動画もたくさん見ました

プロの方に聞きに行ったり

セミナーを受けてみたりと

とにかく情報を集めます

 

あーでもないこーでもないと試行錯誤の日々

もともと貧乏性なのもあり

もったいない精神がとても強く

牛乳を無駄にすることも抵抗があり

1日の限界量も決まっています

それでも飲みたくない日でも

練習のためにラテを飲んだりしていました

お風呂でピッチャーをふりふり練習したりもしていました

 

家庭用マシンのため

クオリティには限界がありますが

少しずつですがようやく基礎の部分はわかってきたと思います

書いている現在、もうすぐ業務用の立派なマシンが届きます

あの頃からずっと続けていた

ラテアート習慣が花開くよう頑張ります

 

綺麗なラテアートは

美味しいエスプレッソと

キメの細かいミルクによって描かれます

綺麗なラテアートこそ

味の信頼にもつながるのです

 

 

食事系はもともと

手軽なものを提供したいと考えていました

まずは一人で営業できる規模のお店を開業しようと

考えていたので

作るモノに時間を割くことは難しいと考えました

 

自分はカフェに行ってカウンター上にある

焼き菓子を食べるのが好きでした

華やかなパウンドケーキやタルトだったり

昔ながらの素朴なスコーンがあったり

積み上げられている

焼き菓子を見るだけで心が躍ります

そんな経験ありませんか??

 

もともと自分が好きなものを販売しようという

強い気持ちがあります

焼き菓子を作ろうと思ったのはいうまでもありません

 

 

焼き菓子に関しては

とにかく作り続けました

お菓子作り

したことありますか??

 

結構面白いんです

割合をちょっと変えるだけで

結果が大きく変わったり

材料

焼き方

焼き時間

温度

などなど

細かな調整がいくつもあります

まるでキッチンで実験をしているような感覚です

結果がわかりやすく

さまざまな試しがいがあるお菓子作り

奥は深いですがとても面白いです

 

 

作り始めてから

7〜8年経って

レパートリーもたくさん増えました

もともと食べるのが好きっていうのもいいです

自分でも楽しみながら作れています

海外の旅先で出会った

お菓子たちもちょこちょこっと作っています

お客さんとそういった会話を広げられたらいいなと思っています