お店開業日記31 フィンランド 雪と食器とバード

日本では、映画の題材になったりと

昔からゆかりの多い国

言葉に表すことの難しい魅力に引き寄せられ

「一度行ってみて体験しよう」

そんな想いで向かったフィンランド

 

 

 

当ブログのメインコンテンツとも言える

 

"toikka bird"

 

そんな一生とも言える

”モノ”

との出会いになったのもとてもありがたいことです

待つだけでは出会えないヒトやモノ

そんな出会いが旅の魅力です

 

 

先日のニュージーランドアメリカでの記事にも書いた通り

行く国にはほとんど自然の目的があります

フィンランドでは

オーロラ観測にも向かいました

 

 

 

 

−20度

辺り一面が銀世界の中

オーロラを待っているだけの時間

何もない景色のはずなのですが

それでもここまで来れたことや

昔の自分では考えられなかったことの実現など

成長を感じられたいい時間になりました

 

 

結果的にオーロラを見ることができました

ただ見ることができたことよりも

想像していたことを実現できている

そんな自信を持てたことが今では思い出になっています

 

 

 

 

フィンランド

自分にとって初めてのヨーロッパの地になりました

もともと

映画「かもめ食堂」を

みていたこともあり

「ほのぼのした緩めのカフェに行きたいな」

と思っていました

 

 

ヘルシンキにはとてもたくさんのカフェがあり

新進気鋭のカフェよりも

特にどれも歴史を感じる老舗の店舗が多かったです

昔からのものを大切にする

カップやヴィンテージ品だけではなく

フィンランドでは全てのものに一貫していることなのでしょう

じっくり年月の蓄積が味わいになっている

とても素敵なことだと思いました

 

寒く、日も短い時期のフィンランド

甘く、ずっしりとしたビターなチョコレートのお菓子

ベリーたっぷりのクランブルタルト

スパイスの効いたシナモンロール

体に染み渡るような

イカロリーなお菓子が多かったです

 

 

小さな頃からの夢見ていた

「海外での買い付け」

いずれは外国に携わるような仕事がしたいと

そんな想いの種を撒くことができたのもこの旅でした

 

 

ヘルシンキ市内では

個人のアンティーク店

セカンドショップなどチラホラと見かけます

どのお店もとても大切にしているのがわかります

 

 

 

 

”大切にする”

というのはモノのことだけではありません

自分の生き方や信念

そんな目には見えないものを

カタチにした素敵なショップをたくさん見ることができました

 

 

toikka bird も日本ではなかなか見かけられないくらい

たくさん出会うことがありました、しかし

当時は知識も未熟で見つけることも難しく、悔しい思いもしたのですが

それでもとてもいい経験になったと思います

失敗??とまではいえませんが

そういったことのおかげで

今はこのようなブログの運営もできていると思えば

いいもんだったな、と思えます

 

 

 

 

フィンランドのお店には店主のカラーがとても現れています

陶器、ガラス、アートピース

お店それぞれの個性が滲み出ている素敵な空間

自分がお店を開く時にも

「自分のカラー」

というものを大事にしようと心に決めました

 

 

 

それとどのお店も

「大切にしている」

当たり前を当たり前にしているフィンランドがまた一つ好きになりました