お店開業日記② 20歳になって

前回↓

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恥ずかしながら自分が何者でもない

ということに気がついたのは

高校卒業後でした、、、

 

中学校、高校生活と

しっかりバレーボールをしていたおかげもあり

ある程度自分という存在を

みんなに認識されていたと思います

確実に調子に乗っていました。自分の黒歴史です

クラスの中心だと勝手に思っており

主役のような立ち回りをしていたかもしれません 

 

 

その後、進学した専門学校で現実を強く知りました

専門学校という進学先には

自分と同い年の人々ばかりではなく

一度、社会人を経験してから

どうしてもその分野を学びたい方も多く

勉学に対しての本気度が私と明らかに違いました

 

 

自分が主役だと思っていた中学、高校時代

みんなの熱量に置いて行かれているような感覚に陥りました

 

『なんで誰も構ってくれないのだろう。。。』

 

『今までと違う。。。他力本願じゃダメだ。。。』

 

 

そんなふうに慌て始め、世間を知っていった気がします

 

 

 

 

なんとか卒業することができ

希望していた洋服屋さんの販売員になりました。

 

 

この時は

『将来は服屋さんをオープンしたい』

と思っていたので

仕入れ業務や

運営など

いろんな業務、全てができそうな

小さなセレクトショップに勤めさせてもらいました

 

 

現実は全然甘くありません

取り扱っていたブランドがハイブランドだったこともあり

なかなか売り上げがありません

 

売り上げ以前の問題なのですが

1日の来店数0人ということも珍しくありませんでした

 

朝9時ごろに出勤して

夕方7時ごろまで来店0人

 

掃除をしているだけの1日です

 

『なんのためにいるのだろう。。。

 こんな時間を過ごしたいわけじゃない』

 

 

無気力人間になっていました

 

 

 

今になって思うのですが

何も行動を起こしていないのに

現状が変わるわけがありません

 

あの時も他力本願の自分は治っていませんでした

原因は自分たちにあるはずなのに

外にばかり責任を求めていたのです

 

 

今、考えつくだけでも

ポスティングをしたり

このようにBLOGを描いてみたり

社長と真剣に相談したりと

なんでも思いつくものです

そのような行動も起こさずに

ぶーぶー文句を垂れていました。恥ずかしい限りです

 

 

 

そんなモチベーションでモノを売れるわけもありません

1年ほどで辞めることになってしまいます

自業自得です

 

 

 

そんな自分でも

夢は失ったわけではありませんでした

いつか何かを成し遂げたい

そんな想いは強くありました

 

そして今の自分は何者でもないことに気づきました

バレーボールが人よりちょっとできる

そんなしょうもないメッキが剥がれ落ち

ただの一人の人だと気づいた時

何か将来に残ることをしようと思いました

 

『おじいちゃんになっても話せるようなことがしたいな』

『みんなと違った武勇伝みたいなものが欲しいな』

 

そんな安易な思いつきで

以前このブログでもお話しした日本一周をしよう!!

20歳そこそこの自分にとっての一大決心をしました

(別にそんな足ししたことじゃないですが、、、笑)

 

 

 

そういえば

出発前に母親に手紙を書きました

あの頃から文字で言葉を伝えるのが好きだった気がします

口で伝えると

感情的になって口論になったり

なんでも否定されている気がしたり

そんな時も多いのですが

文字に起こすことで伝えたいことがしっかりと

考えながら書けるのでより相手にも伝わりやすいのかな?

と思っています

 

こうやって母親に正直に自分の気持ちを伝えたことは

初めてだった気がします 笑

内容はいまいち覚えていませんが

あのような経験が

文字を書くことを

好きなルーツになっているのかもしれません

 

 

手紙でちゃんと伝えれた?ことにより

心配はかけながらもしっかりと送り出してくれました

大事なこと、大事な人には手紙で伝えること

オススメです 笑

 

今日はこの辺で