お店開業日記  11 コンセプトをどうするか

先日の記事にも書いたように

 

お店を開業すると決めてから 

視点が変わっていきました

 

『ここがおしゃれ』

 

『オーナーのセンスが感じられる』

 

などなど

 

隅々に着目できるようになりました

 

居心地のいいお店と

そうでもないお店

何が違うのか???

 

 

これはカフェに限らずに

物販店でも言えることですが

同じ商品があっても

ここで購入したいな

と、思わせてくれるお店があったりしませんか??

 

 

 

魅力的な人柄の店員さんがいた。

流れている音楽が、空気が心地よかった。

様々な理由があると思います

 

 

その居心地の良さは

『コンセプトがしっかりできていること』

です。

 

 

comcept

日本語訳にすると

全体を通す概念、方向性

 

だそうです

 

 

お客さんは無意識のうちに

そのお店のコンセプトを感じ

自分好みのコンセプトのお店で購入しています

 

 

一番わかりやすいのは服屋さん

同じ取扱いのブランドがあるショップでも

自分が好きな雰囲気のお店で購入していることが

多いんじゃないでしょうか?

 

 

カジュアルでリゾートのようなショップ

モードテイストのクールなショップ

そこにはショップのコンセプトが明確に現れており

一貫性のあるモノに信頼を感じ好きになっているのだと思います

 

 

 

さてここからは自分のお話

 

もちろん始めるからには

お店を長く続けていきたい

かつ

愛されるお店にしていきたいと思っています

そしてモノを提供するということは

提供する側の責任が生まれます

ブレないお店には明確なコンセプトが必要です

 

 

お店を続けていくことでいいこともたくさんあると思いますが

もちろん良くないことも起きると思います

もし何かトラブルがあった時や

判断に迷いそうになった時にも

コンセプトというお店の概念、軸があることによって

大事にしなければならないことが見えてくる気がします

 

 

 

 

時間だけはずっとあったので

とにかく考えました

 

 

『なぜ昔からお店がしたいんだろう』

これについては

まず単純にカッコ良かったからです 笑

働いている店員さんもキラキラしてました。おしゃれでした

自分もその一員になり素敵な毎日を過ごしたいと思っていました

あとは20代の頃

みんながいい服や車に憧れていた頃

『いい服やいい車よりも

 お店を持っていると言えたらカッコよくない??』

そんなふうに考えていたこともあります 笑

このように

初めにお店を持ちたいと思ったのは

周りのためではなく、

自分のためにお店を持ちたいと考えていました

 

 

 

『自分はお店を通して何をしたいだろう』

お店をする上で何を重要としていくか

カフェという形態は言ってしまえば

飲み物さえ出せればどこだって開くことができます

それでも他のお店にはない『何か』を求めて

お客さんはカフェにやってきます

 

自分がお客さんの立場ならどうだろう??

どういうお店にいきたいだろうか??

気軽にサラッと入れる顔馴染みのお店にもいきたくなる

ふとそのお店に立ち寄れた時、『今日、いい日だったな』ってなりたい

 

 

『今日、いい日だったな』???

ただの日常がカフェにいったことにより

特別な日に変わりました

 

 

普通の1日にカフェという「色」を入れたことによって

自分の1日がいい日になったことがよくありました

コーヒーといい1日を提供してもらったということです

 

自分はカフェを通して

お客さんの1日にちょっとした『色』を入れたいと気付けました

自分のお店に来てもらったお客さんには

ちょっとした良い一日になってほしい

 

 

 

普通の日常に事業を通して

ちょっとした『色』を入れたい

 

 

これが自分のお店のコンセプトです

何かに迷った時には

どちらの行動が色を入れることができるか

そのような指針としてもコンセプトを大事にしていきたいと思います

 

 

PALETTEというお店の名前にはそのような意味も込めてあります

絵の具を入れるアレです 

他にも意味はあるので次回は店名を紹介させてください