お店を開こうと思ってからは
一つ一つの生活も変わりました
趣味で続けていた
お店巡り
モノの見せ方や
店員さんの動き
インテリアデザインなど
『モノ』を見ていた消費者の視点から
空間全体を見るような俯瞰的な視点
見るところが変化しました
『ここがオシャレだな』
『かちゃかちゃに見えてまとまっている』
『オーナーさんの趣味が見える』
などなど
お店には色々な個性があります
もちろん
カフェもたくさん巡りました
おしゃれで若者が集まるカフェ
昔ながらの喫茶店
小さな家族経営のカフェ
海に近いカフェ
山に近いカフェ
その他もろもろ
たくさんのカフェを見てきました
『どうやったらお客さんが居心地がいいんだろう』
『このカフェに流れている独特の雰囲気はなんだろう』
『オーナーのセンスがいいなぁ。。。』
ところで
センスってなんなのでしょうか??
日本語に訳すと
感覚、 〜感
よく美的感覚や
運動シーンなどで使われている言葉だと思います
もともと生まれ持っての才能のようなものでしょうか??
センスがない人とはずっとセンスがないのでしょうか??
自分はそんなことはないと思っています
もちろん生まれ持っての得意、不得意の分野もあると思います
ただどんな分野でも磨けば光るものがセンスだと思います
スポーツでも勉強でもそうじゃないでしょうか??
人に言われて
練習、勉強をしている時よりも
何か自分で考えはじめた時こそ学びになっていきます
その思考こそがセンスなんだと思っています
美術的にセンスがいい人は
日常から色彩が好きだったり、
服装を選んだり考えたりすることが好きだったり
運動的にセンスがいい人は
どうすれば速く走れるか
どうすれば上手くなれるかと常に思考しています
そういった積み重ねが自然のうちに
意識もせずに『センス』というものを伸ばしているのだと思います
漫画ハイキューで好きな言葉がありました
『1〜10するんじゃなく
A〜Zする方がオモシロいんじゃないか??』
みたいなセリフです
こういった思考がまさにセンスが伸びていく人だと感じました
人と同じことをするよりも
常に何かに疑問を感じ、実践してみること
思考を外に外に伸ばしていくことで
視野も広がり自分独自のセンスというものが出来上がっていきます
もし、自分がセンスがないな
と感じているのなら
かっこいいと思うものを見ること
素敵だと思うモノに触れること
自分は何が素敵で何がかっこいいと思うのか
自分を理解することが一番センスが磨けれることだと思います
現在、自分はまだセンスというものに自信がありません
自分は苦手なことやできないことを口に出すタイプなので
そこには恥じらいもありません 笑
苦手なことを言えることは長所とも言えると思っています
カフェオーナー、雑貨店オーナーとしてセンスに自信がないというのは
あんまりかもしれません
それでもこのように
カッコいいものや生き方
素敵なものや空間にたくさん触れることで
少しずつ自分がおもう素敵なものを作れてきている気がします
自分の今のやり方は
好きなモノをとにかく足して
そこからいい塩梅で引いていきます
すると納得する空間ができることが多いです
20代の何も経験ができていなかった自分では
素敵な空間など作ることはできなかったと思います
それでも歳を重ね
様々な経験や
様々な事、モノに触れる事で
30代の今の自分はあの頃より素敵な感覚になっていると思います
自分が実感しているのもあり、センスは伸びていくものです
どうかこのセンスが皆様に届いたら嬉しく思います