大胆な筆入れで大きな花模様
それでいて繊細で上品
そんな優雅な印象のカップ
ARABIA Irina
一つ一つのお花は熟練の職人さんによって手書きで施され
中心は薄く、そこから広がるように濃く描くことにより
花びらの奥行きも感じられる
加えてソーサーも同じハンドペイントのお花
マグのような一個完結型の食器もいいけれど
特別な日やおもてなしにはソーサーは欠かせない
ソーサー、カップともにハンドペイントでとても贅沢な雰囲気がある
葉の葉脈一本一本も細く描かれている
『美は細部に宿る』とはこのことだ
装飾デザインはエステリトムラ
個人的にはエステリトムラのデザインは
ラインがしっかり描かれていて可愛くカジュアルなものが多いと思っている
このIrinaのように繊細に描かれているものは
珍しい印象で、ちょっと驚いた
それでもやっぱりエステリトムラの装飾には惹かれるもんなんだな
このIrina
1971年から1972年の2年間の短い生産期間だったため
なかなか市場で見かけるのもむずかしい
色違いでElsaという青色、藍色のシリーズも販売されているので
いつかぜひ紹介したいと思う
フォルムデザインもとても素敵
カップの持ち手に繊細で優雅な雰囲気がある
独特の持ち手デザインが花模様とも相性がいい
他のARABIA食器と比べても飲み口も薄めで軽やかな印象
ぶつけてしまうとあっというまに壊れてしましそうな
上品な繊細さはかなり芸術的だ
ホットコーヒーとちょっとのおやつ
JAZZでも聴きながら、
静かに上品に過ごしたい、
そんな日のパートナーになりそうなカップ
ARABIA Irina
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