とても珍しい
カップソーサー
藍色の大胆な筆遣いの装飾
どこか温かい雰囲気の藍色の花
ARABIA samba
製造は1970年代から80年代
そんなに生産時期が短かったわけでもないのに
最近はなかなか見かけることができなくなった
デザイナーはウラ・プロコッペ
ウラ・プロコッペの作品には、自身、好きな作品が多い
柔らかいようなデザイン性と
ハンドペイントの人間味が感じられる
ウラプロコッペとエステリトムラが自身の好きなデザイナーかな
いいなぁと思うことが多い
こんなふうに好きなデザイナーを見つけるのも
ヴィンテージ食器の楽しいところ
ラインの細部に目を向けると
ハンドペイントの筆、色彩の滲み具合がいい味が出ている
一つ一つ味わいが違うところがハンドペイントのいいところ。
カップによっても個体差があり
描かれている花も一つ一つ表情が違っている
閉まっている花、開いている花
左手で持った時と右手で持った時の表情が違う
その変化も面白い
ARABIAの中でも有名なバレンシアとカラーリングは同じだが
あちらの優雅で高級感のあるカップとは違う
カップ自体のフォルムも使いやすいBAモデルを採用しているため
どちらかというと馴染みのいい日常使いもしやすそうなデザイン
ソーサーはfiestaと同じなのかな?
Fiestaが手に入ったら比較してみたいと思う
藍色のハンドペイントが24h avecのような
どこか日本の和のような空気も持っており
大胆で馴染みやすい装飾がとても北欧っぽさ、雰囲気を感じる
北欧食器の人気の理由は
日本のものとの馴染みやすさがあると思うので
そんな使いやすいカップにサンバはとてもおすすめだ
ARABIA samba