佐藤尚之さんの
ファンベースという本を読んだコトがありますか??
自分も友人の美容師さんに教えてもらい
購入した本なのですが
それがとても自分にはグッとハマった本でした
端的に話すと
「ブランドの売り上げの80%は
上位20%のファンによって作られている
経営政策としてはファンを主体に考える必要がある」
とのことでした
立地もわかりにくく
自分も始めたてのこともあり
「どうやってインスタグラムのフォローを増やすのだろう」
「どうしたら新しいお客さんが来てくれるだろう」
と
これだけ情報の量、スピードがある世の中で
とにかくバズる必要があると考えていました
「インスタグラムを頑張ることが正義だ!」
と慌てていた時があります
(今でも周りを見すぎると慌てますが 笑)
が
ファンベースを読んだことによって心にゆとりが出ました
今、自分のお店はとてもリピーターが多く来てくれていると思います
10杯飲んだら1杯プレゼントの
スタンプカードシステムを採用しているので
何度も来てくれる方々はすぐにわかるようになっています
しかもそのお客さんたちは満タンになっても
自分のために使わなかったりします
自分の誇りになるいいお客さんたちがたくさんいます
さてそんなお客さんたちにも
いつまでも同じようにきてくれるだろう。と
甘え続けるわけにもいきません
せっかくきてくれているのなら
何度来ても楽しめる何かを作っていきたいと考えました
個人店の強みは
自分のカラーを出せること
写真と旅好きの自分は
写真を飾るためにお店をした
といっても過言ではありません
お店には常時6枚ほどの
特大写真が飾ってあります
自分のキャッチポイントとして
写真はかなり覚えてもらえる要素になっています
お客さんとの会話も写真から始まることも多く
どこなの?、どうやっていくのか?
などなど会話の入り口になってくれています
何度も来店してくれる皆さんに
飽きの来ないようにと
月に一回ほどのペースで写真を変えるようにしています
「ここの写真変わった??」
常連の方々はそんな変化も楽しんでくれています
写真が変わったことによって
また新たな会話も生まれてくれます
小さな変化に気づいてくれ
自分も楽しくうれしくなっています
お店を始めたことで
ゴールを感じ、のんびりとした気持ちに
お客さんたちのリアクションを見ると
またいろいろなところに行って、新たな景色に出会いたい!!
と皆さんのおかげで自分にムチを打てます
新規の方にリーチすることも、
とても大切で
まず知ってもらう
その難しさを実感することもよくあります
ただ、そんな情報過多の世の中
バズるに意識を向けると
ずっとそのループから抜けれなくなってしまいます
自分のお店は来てくれている、今のお客さんを大切にすることで
お客さんはいいお客さんを繋いでくれています
意外にもアナログな繋がり方に重点を置くのも
これからはとても大事だなと実感しています