お店開業日記 36 お店の顔のカウンター

前回は個人としての個性の作り方についてお話ししましたが

お店の顔についてもお話しさせていただきます

 

 

お店の作り方については

以前も話したように

ほぼ全ての工事をDIYにて進めていきました

オープンして数週間たち

お客さんからの評判やリアクションも上々

頑張った甲斐があったな。と自分を褒めたくなりました

 

お客さんともDIYについての会話も広がり

お店のキャラクターとしてもDIYという要素は入れれたかと思います

 

 

 

 

ただ

 

DIYというのは

話す内容やお店に入ってからわかるものであって

第一印象という意味合いでは

正直、弱い

というのが感想です

 

 

ぱっと見のイメージ

第一印象が

自分としては大事だと思います

 

『〇〇のお店』

 

といようなイメージを持ってほしいと思いました

 

 

 

お店に入った瞬間

カウンター越しに注文をするような間取りになっています

ガラスの入り口なので

外から見てもカウンターが目につきます

 

 

そのため個性の強いカウンターを製作することにしました

 

個性の強い

記憶に残るような

 

 

さて、

どのようなカウンターにしようか

 

試行錯誤しました

 

 

ボタニカルな雰囲気を入れたいので

気を感じるウッドテイストのカウンター??

 

それとも

 

最近流行りの

モルタルのようなシックで重量感のあるカウンター??

 

 

 

なかなか一生のことなので

すぐには決められません

 

 

どれもビタっと自分の心にははまっていないのかも、、、

 

 

そんな感じでぶらぶらと近所を散歩していました

 

すると

近所に特徴的な赤い扉の素敵な建物がありました

 

 

この建物のことは

ずっと

『赤い扉のお店』

呼んでいました

 

『〇〇のお店???』

 

これだーー!!

自分が望んでいることがわかったような気がしました

しっかりとした個性

異質な存在に見えながらも

しっかりと馴染んでキャラクターになっている扉

大きなヒントをいただきました

 

 

 

『近所に赤いお店があるなら

 自分は青色のお店にしよう』

北欧雑貨や海外の写真のイメージカラーともぴったりです

 

 

『青いカウンターのお店』

 

そう呼ばれることが今では目標になっています

 

 

 

 

DIYをしていてもよく思っていたことですが

 

「違うかも。。。」

 

と思っていたところが

いつの間にかよく馴染んでいるってことがよくあります

 

 

 

今となってはなせることではありますが

制作していただいた当初は

 

「これはやりすぎたかも、、、」

 

真っ青のカウンターに少し不安に感じていました

いつの間にかお店に馴染み

鮮やかなブルーが引き締めている

今ではしっかりと顔になってくれていると思います

お店というのはそういうふうに成長していくものなのでしょう

 

 

あの時の自分の決断を誇らしく思えるような

自慢のカウンターです

ぜひ、お店に見に来てください