お店開業日記28 インドの世界

27歳の時インドに行きました

漠然と

「旅人といえばインドだな」

 

そんな軽い考えでインドに行くことにしました

目的地があるとそこに向かいやすい自分

歴史的建造物の多いインドにはとても興味がありました

 

 

 

インドでは

ここに行って楽しかった!

すごかった!!

そう言った感想よりも

 

 

自分の好きな旅のスタイル

 

自分の大切にしたいこと

 

環境の差

 

 

 

とても強く想う事ができました

今の自分の考え方を

しっかりと持つ事ができたのは

インドのおかげかもしれません

 

 

 

 

インドでは

日本人経営のゲストハウスに宿泊する事がありました

日本人ゲストハウスでは

もちろん宿泊客も日本人

夏休みや休学中の大学生がほとんどでした

新たな出会いで複数人で観光をし、食事を取る

そういった過ごし方、出会いが好きな方も多いと思います

 

 

 

自分としては何かモヤモヤしていたのです

 

通りすがりにインドの方に嫌味を言われました

「インドに来て日本人のところに泊まって日本人と過ごす。

 何がしたいんだ??」と

 

嫌な言い方ではありましたが

自分の心にはとてもしっくり来ました

 

確かに色々な文化や価値観を知りたくて

海外に行っているのに

日本人という仲間と過ごすと

安心してしまい旅行のような感覚になっていたと思います

それからはすぐに現地の安宿に泊まり

体を壊しながらも濃い時間を過ごせたなと思います

 

 

 

 

インドでもカフェに行きました

インドではコーヒーよりもチャイをいただきます

しっかりとしたお店ではなく

そこらへんの路上で

そこらへんのおじさんが作っています

 

そこには集いがあり会話があります

何を話しているのかわかりませんが

いい空気感が漂っています

 

 

言葉にするのは難しいですが

カフェというものは場所の呼び名ではないのかな??

思いました

 

人が集う、地域の憩いの場になれば

どこでもカフェにはなれるのかなと、

 

そのような場所はアジアのローカルではよく見掛けられます

プレハブでテントを張っただけのカフェ

ちょっと椅子を並べた路上販売店

どれらも地域に馴染んでおり住民に欠かせない存在になっています

いい空気感を見させていただきました

目標としたい雰囲気の一つになりました

 

 

 

インドではカースト制度が残っており

生まれた時から過ごし方が決まっています

過ごしたのは短い時間ですが

何度も見かけました

物乞いや、貧困層の方

自分の力ではどうしても抜け出すことのできない

そんな環境を目にしました

 

 

 

いい感覚なのかは、わかりませんが

自分は、

自分の環境を見つめ直し、そこから前に進む力が強くなったと思います

努力次第で自分の望んだ結果が手に入るなら

頑張らない方が失礼なことなのではないでしょうか??

 

 

 

 

恵まれている環境、という自覚が芽生えたことで

人生を時間を大事にする事ができたと思います

「生き急ぐな」

と皆は言うかもしれませんが

必死に生き急ぐこともたまには必要なことかもしれません

 

 

 

インドでは刺激的な人たち、風景、空気

色々な刺激に揉まれる事ができましたが

こういった自分と対話する時間が多かったことが

一番いい経験になったと思います

 

 

 

話は、ずれますが

ファクトフルネスという本を読んだ事がありますか??

悲観的な内容はより誇張して伝わる危険性があるということ

世界は以前よりよくなっているということが

詳しく書かれています

 

自分も貧困層の風景の方が色濃く記憶に残っており

そのことを伝えたいと、以前は思っていましたが

本を読んでからこのように伝える危険性も知りました

なので、

誇張はせずに、

見たことのある話だけを伝えたいと思います

 

ぜひ一度手にとって読んでみてください

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