前回の続きです↓
二日目は縄文杉トレッキングツアーに参加しました
屋久島に初めていく方はだいたい、こちらがメインじゃないかな?
シーズンオフギリギリなのにそこそこな人数が参加していました
ホテル出発から登山口まで
出発は午前4時ごろにお迎えが来てくれました
おそらくホテル、民宿、近くの主要施設からピックアップしてもらえます
ホテル→バス乗り場 約30分
バス乗り場→荒川登山口 約30分
大体到着が5時半前後になります
けっこう真っ暗なのでヘッドライトがあると良いでしょう
ここで朝ごはんとトイレは済ましておきましょう
※次の小杉谷休憩所までトイレはないので
1.トロッコ道
屋久島のトレッキングツアーは
ほとんどこのトロッコ道と言っても過言じゃないでしょう。。。
往復23キロの行程なんですが15キロほどはトロッコ道です
なかなかしんどいですが頑張って歩きましょう!!!
小杉谷休憩所まで吊り橋もあるので注意しましょう
数人ほど落ちた方がいるらしいです。。。
柵もない吊り橋もあるので集中して臨んでください!
トロッコ道は
アップダウンも少なく平坦な道なんで
体力の消耗は激しくありませんが
とにかく長いです
屋久島らしい自然を感じながら前に進みましょう
自分が行った日が曇りだったのもあり
このような綺麗な水滴が滴っている苔や
キレイな清流など
自然の魅力たっぷりなのでぜひ癒されて欲しい
屋久島の道中にはこのように湧き水がたくさんあるため
水分は少なめで良いと思います
軟水のお水がとっても冷えてて何度も生き返らせてくれます!!
2. 仁王杉
こちら道中の仁王杉です
阿形 吽形 の二つの木があったのですが
2000年の台風で倒れ現在は1本のみ残っています
屋久杉というのは樹齢1000年を超えたものを表し
それ以外は小杉と呼ばれます
ちなみにお土産屋さんに売っている
屋久杉を使ったお土産たちは
土埋木とゆう土に埋もれた屋久杉から作られているそうです
豆知識
トロッコ道中に三代杉があるのですが
これは一本目の倒木の上に二代目の木が育ち
さらにその切り株の上に三代目が育っています
倒木更新、切株更新と言われます
PS
可愛いハートの枕木があったので
探してみてください
縄文杉まで
本格的な登山は2時間半ほどです
道もけっこうキレイで整備もされているため
難所のような場所は特にありません
もう一踏ん張り頑張りましょー!!
登り始めて30〜40分で
ウィルソン株に到着します
3.ウィルソン株
この大きな切り株がウィルソン株です
中に入ると大きなテントくらいのスペースがありました
豊臣秀吉の命令を受け
伐採され
年貢として収められたそうです
屋久島の杉は成長のスピードも遅くゆっくり育つため
とても丈夫なのだそう
そのため高級品として昔から扱われていました
中に入り上を覗くと
穴がハートに見えるポイントがあります
ぜひ探してみてください!
次はウィルソン株から約1時間ほど歩きます
4.大王杉
縄文杉発見前までは
最大の杉として知られていました
縄文杉よりも近くで見られるため迫力があります
話は少し変わりますが
屋久島は、左に見える壁のように
岩でできています
その上に地層が乗っている岩島のような島です
そのため
木々が栄養を求めて発達し
ウネウネっと這いつくばるような根っこが多いのだそうです
このようなトンネルのようになっている
立派な根もあります
このトンネルをくぐれば
もうすぐメインの縄文杉です!!!
5.縄文杉
霧がかかっていましたがなんとか望めることができました
神秘的で静寂な雰囲気でした
近くには行くことができませんが展望デッキとほぼ同じ周囲なので
なんとなくですが大きさを実感できます
昔は近くまで寄れたらしいのですが
観光客の増加や悪質な観光マナーにより
縄文杉がかなりのダメージを負ったためこのようになったのだそうです
高樹齢の木々たちは
中心の空洞化も進んでおり
いつか折れてしまうのだそうです
もしいつかそのXデーが縄文杉にもくるのかと思うと
自然を大切にしたい想いがより一層強くなりました。
デッキ上にはちょっと不思議な木もあります
これは太陽の光が当たる側だけ枝が成長してこのような見た目になったのだとか
以上縄文杉ツアーでした
往復はけっこう遅くなり11時間ほどかかってしまいました
下りは曇っていた場合木の根につゆがつき
滑りやすくもなっているので気を付けましょう!!
では次は三日目の白谷雲水峡です
ではまた^_^